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石臼を使い、本格的にココナッツミルクチキンカレーを作る2(作り方、レシピ) [インドネシア料理(ナシゴレン以外)]

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前回の記事「石臼を使い、本格的にココナッツミルクチキンカレーを作る1(作り方、レシピ)」の続きです。
前回の記事で作ったサンバルを使って、実際にココナッツチキンカレー(ジャワカレー、kari ayam)を作っていきます。
材料や分量(レシピ)は前回の記事を参照してください。

<作り方>
まず、鍋を熱してココナッツオイルを炒めます。
nasigoreng.blog5.jpg
ココナッツオイルは25度以下では固形ですが、鍋に入れるとすぐに液状になります。

次にサンバルを入れて軽く炒めます。
nasigoreng.blog6.jpg
すごく良い香りがします。
この香りは正にインドネシアの香りです。
また、今回のサンバルは作った量の7~8割ほどを使用しました。
全量を使用すると仕上がりが辛すぎる可能性もあります。
後から味を調節するために一部を残しておくと良いでしょう。
(結果的には、7~8割ほどで十分でした。)
サンバルは残ったとしても、他のインドネシア料理に使用できます。

サンバルから十分に香りが出たら、鶏肉を加えて和えつつ炒めます。
nasigoreng.blog7.jpg
鶏肉は本来は骨付き肉を使いますが、
今回は簡略化するために唐揚げ用の鶏もも肉を使用しました。
より本格的に仕上げたい場合には、是非骨付き肉を使ってください。

鶏肉を炒めたところで、ココナッツクリーム、同量の水、サラムの葉を加えます。
nasigoreng.blog8.jpg
ココナッツクリームの代わりにココナッツミルクでも可能です。
ココナッツクリームの特徴は、ココナッツミルクよりも濃厚だという点です。
サラムの葉は香りを出すために使います。
(スープなどに使うローリエのイメージです。)
温まってきたら、火を弱めます。
火はごく弱火にし、木べらなどで軽くかき混ぜながら、1時間程煮込みます。
1時間ほど煮込むため、だんだんと煮詰まってきます。
途中で余りにも水分が無くなりそうな場合は、水を少量加えます。
煮込み終わったら、サラムの葉は取り出しましょう。
nasigoreng.blog9.jpg

煮込み終わった所で味見をし、鶏がらスープの素で味を整えます。
辛さを調節したい場合には、サンバルを加えましょう。
今回の材料では、若干旨み不足感がありました。
味を整えると、正に現地のインドネシアの本格的な味に仕上がりました。

盛り付けて完成です。
nasigoreng.blog10.jpg
今はレトルト食品でも「ジャワ風ココナッツチキンカレー」などが売られています。
それらの中には、比較的本格的な味にできているものもあります。
ですが、やはり自分で作ってみるのがおすすめです。
自分で作ることには、作っていく過程での香りや風味の変化を味わったり。
味の調節が好みにできたりといった利点があります。
そして、本格的に作るという点でレトルトでは出せない味に仕上げることができます。

全ての材料を現地通りにするのには難しさもあります。
そこで、現地の唐辛子の代わりに日本の唐辛子を使ったり、調味料によってチューブの物を使用したり、骨付き肉の代わりに鶏もも肉を使ったりと、代用できる物を利用しつつ作っていくと、それ程大変では無く作ることができます。
工夫をしつつ、自分で作って現地の味を存分に味わっていきましょう。

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