SSブログ

ナシゴレンを高火力で作る手順 [ナシゴレン研究(調理方法など)]

スポンサードリンク



先日の記事ナシゴレンの作り方、火力をどうするかでは、
ナシゴレンには高火力、中火力の2種類あることをご紹介しました。
今回は、パラっとした触感の高火力での作り方をご紹介します。

高火力(屋台等)
いわゆるチャーハン風のナシゴレンです。
パラっとした仕上がりが特徴です。
CIMG6627.JPG

<理論>
パラっとした触感は、卵と油がご飯をコーティングすることによって生まれます。
パラっとした仕上がりにするためには中華鍋を常に高温に保つことが必要です。
しかし、屋台や業務用のコンロに比べ、家庭では火力が足りません。
そこで、火力の低さをを補うための工夫として、十分に予熱することが重要になります。

<使用する道具>
◎中華鍋(鉄製) 保温性が高く、具材を入れた際に温度が下がりにくい
〇フライパン(鉄製) 保温性は高いが、炒める事を考えると中華鍋の方がよい
△フライパン(テフロン加工) 保温性に劣る、高温の調理に向かない

<具材>
水分を少なめにすることがポイント。
野菜の量は少なめが良い。
必要なものは事前に別途炒めるか火を通しておく。

<手順>
調理中は常に強火。(中火等に抑えることはありません)
鍋は常に火にかけ続けます。(お米や具材を入れた際に温度が下がるのを防ぐため)
中華鍋を十分に予熱する。(空焚き)
白い煙が上がってくるが、更に過熱を続ける。(目安として1分程度)
(慣れない内はこんなに過熱するの?と思われるくらいかもしれません。)
油を投入して、油に熱を行き渡させる。
油投入後10秒後を目安に、溶き卵を投入(卵がいわば沸騰するような様子で膨れていきます)
卵投入後5~10秒程度を目安にご飯を入れる。(鍋の温度を高く保つため、温めたご飯を入れます)
ヘラ等で素早く混ぜ合わせる。(卵でコーティングさせます)
塩胡椒を入れる(具材より先に入れます、お米の水分を更に出すため)
具材を入れる。
調味料で味付け(サンバル、ケチャップマニス等でナシゴレンの風味にします)

この手順で見てわかる通り、塩コショウを入れるまでは全くチャーハンそのものです。
具材、調味料によってナシゴレンの風味を出します。
チャーハンは簡単に思われますが、調理学校の卒業試験になるほど奥が深いものです。
ですが手順さえ守れば、家庭のコンロでも現地の屋台風の仕上がりにすることが可能です。
(とは言え、現地の屋台では具材を先に炒めることもありますので、この作り方が全てではありません)

スポンサードリンク




nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。